ある1軒のレストランを純粋に象徴的な存在として際立てる要素は何だろうか?果たして本当に料理だけだろうか?店内のインテリアは?あと過去はどうだったとか?それとも、世界で最も有名なレストランが有しているような、はっきりとした特徴なのだろうか。入り口のドアをくぐったときに感じる、まったくユニークで価値ある体験ができるだろうなという予感か?あるいは、この先何年も語り継がれるようなレガシーなのだろうか?

その要素が何なのかは人それぞれ意見が異なると思うが、世界には食のランドマークともなっているお店がたくさんあり、今回は史上最も象徴的なレストランをリストアップしてみた。以下のレストランはどれも誇り高く、紛れもない象徴的地位を保ち続け、食の歴史にその名を刻むであろうお店である。

Wiltons Restaurant(イギリス/ロンドン)

1742年から営業しているレストランと聞いただけで、そのユニークさがよくわかるだろう。Wiltons Restaurantによれば、「特別とは、世界のグルメの舞台を飾った、最高峰の飲食店のひとつ」という意味だそう。牡蠣に強く根ざしたその過去(そして現代の新メニュー)と共に、食通と歴史ファンの両方を楽しませてくれるレストランだ。

この店でのマストオーダーは、迷うことなく牡蠣だ。Loch Ryan Natives、West Mersea Natives、Jersey Rock oystersなど、その他様々なオプションから選べる。ここを訪れたら、牡蠣を注文することだけは忘れないでほしい。

Osteria Francescana(イタリア/モデナ)

もうそろそろ海外旅行に出たくなったという方。それなら、面倒なPCR検査を必要としないイタリアに入国して、この伝説的なレストランに行こう。真っ白なテーブルクロスをはじめ、イタリアの美しい風景、風習、そして人々の情熱に触れられる旅になるだろう!イタリアに行ったことがある人ならお分かりかと思うが、言葉では言い表せない感情的な体験となるのだ。

このレストランでは、メニューにある「スパゲッティーニ・アッラ・チェタレーゼ スモーク・モッツァレラとキャビア添え」を注文してみてほしい。雰囲気や接客は気に入っているので、食事がイマイチと感じているなら、今すぐこの一品を注文することをおすすめする。

Langan’s Brasserie(イギリス/ロンドン)

ロンドンのグルメシーンで長く親しまれてきたこの店は、以前のような見事な内装を完全に再現し、今年の秋リニューアルオープンする予定だ。Langan’s Brasserieは、その壮麗さ、時代を超えたデザイン、目を見張るような豪華さを有していることから、楽しい逃避行のひとつになることは間違いない。1階のラウンジ、シーフードバー、招待客専用のレイトラウンジなど、あらゆる面でロンドンの注目スポットとなっており、メイフェア地区内およびエリア外から、日々多くの観光客がやってくる。おすすめメニューは、牡蠣とキャビアだ。シーフードバーに行って、まさかこの2品を注文しない人はいないだろう。

Elaine’s(ニューヨーク)

この店はまさに伝説的なレストランだ。大物ハリウッドセレブが一斉に集い、世界的スーパースターたちを一目見ようと誰もが集まる場所”であった”。ここで過去形を使っているのは、悲しいことにも、Elaine’sはもう存在しないからだ。2011年に、オーナーであるElaine自身の死去に伴い、閉店したのだ。「ElaineのいないElaine’sはありえない」と彼女のパートナーは語っているが、Elaineの存在こそが、このレストランを現在そしてこれからの未来もずっと、NYのランドマークであり続ける理由となっていることは間違いないだろう。